持病はなく…新型コロナで自宅療養中の40代男性が死亡 保健所が連絡取れず訪問すると意識不明で倒れる
新型コロナウイルスの感染が確認された愛知県岡崎市の40代男性が、療養していた自宅で倒れているのが見つかり、その後亡くなったことがわかりました。男性に持病はなかったということです。
亡くなったのは新型コロナの感染が確認され、自宅で療養していた岡崎市に住む40代の男性です。
男性に感染が確認された時期や亡くなった日については遺族の意向で公表されていませんが、市によりますと男性に持病はなかったということです。
男性が亡くなった当日、午前9時から市の保健所が複数回にわたって健康観察の電話をかけましたが応答がなかったため、自宅を訪問したところ男性が意識がない状態で倒れているのが見つかりました。
消防に通報しましたが、間もなく男性は死亡が確認されました。
岡崎市で自宅療養中に患者が亡くなるのは、初めてだということです。
患者を入院させるか自宅療養とするかを判断するのは保健所で、市は「結果については重く受け止めている。今後も健康観察での丁寧な聞き取りをする」としています。