「強靭な美し国を目指す」三重県知事選 現職の後継として元官僚が出馬表明 与野党県連が相乗りの形で推薦
三重県の鈴木英敬知事が辞職することに伴う知事選で、亀山市出身の元官僚・一見勝之さんが12日、立候補を正式に表明しました。
一見勝之さん:
「強靭な美し国(うましくに)・三重を目指したいと思っています。故郷を思い、故郷のために働くという気持ちでございます」
一見さんは12日、津市で会見を開き、衆院選出馬に伴い辞職する鈴木知事の後継として、次の知事選に立候補すると表明しました。
一見さんは東京大学法学部を卒業後、旧運輸省に入省、海上保安庁次長などを歴任していて、自民や立憲など与野党の県連が相乗りする形で推薦を決めています。
会見で一見さんは、「新型コロナ対策のほか、亀山市が駅の候補地になっているリニア中央新幹線の早期実現を目指したい」などと訴えました。
三重県知事選には、共産党推薦の元県議・岡野恵美さん(69)も立候補を表明していて、8月26日告示、9月12日投開票です。