岐阜の一部に「緊急安全確保」…東海地方は15日も大気不安定 8月1カ月分上回る雨量の所も
停滞する前線の影響により、東海地方は15日も1日大気の状態が不安定で、河川の増水や氾濫、土砂災害に引き続き厳重な警戒が必要です。
降り始めからの雨量が、岐阜県下呂市で450ミリを超えるなど、各地で平年の8月1カ月分を上回る記録的な大雨となっています。
現在、美濃加茂市と坂祝町の一部に、警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されています。
この雨の影響により、下呂市萩原町では飛騨川が増水し、国道41号線の護岸と歩道の一部が崩れて信号機などが流されたほか、白川町では白川が越水し町役場の駐車場が一時冠水しました。
これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象台は、河川の増水や氾濫、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
※画像は高山国道事務所提供