夜通しで復旧作業の予定…大雨の影響で川沿いの護岸が崩れ国道が崩落 現場で大型の土嚢積む作業続く
大雨の影響で、国道41号線が川に崩落した岐阜県下呂市の現場の今をお伝えします。
岐阜県下呂市では、雨が強く降ったり弱まったりが朝から続きました。国道の横を流れる飛騨川は茶色く濁っていて流れも速い状態が続いています。
崩落した護岸は16日から復旧作業が始まっていて、17日は午前8時から再開されました。これ以上崩落するのを防ぐため、大型の土のうを積む作業が続けられていました。
道路は通行止めになっていて、一刻も早く通行止めを解除するため、17日は夜通しで作業を行う予定ですが、雨の状況によっては中断もあるということです。
これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、より一層の警戒が必要です。
2020年の大雨で浸水被害を受けた下呂市小坂町では、今回は浸水しないように家の前に土嚢を置いたり、ホームセンターでコンクリートのブロックを買って置いたりするなどの対策をしている人もいました。
取材に応えてくれた人は、『どれだけ浸水を防げるかは分からないが、土嚢やブロックがあるのと無いのでは気持ちが違う』と話していました。