
今年3月の伊賀市議会選挙で、三重県の選挙管理委員会の審査の結果、2人の候補者の得票数が並び、市議の当選を無効とした裁決について、候補者の1人がこれを不服として、名古屋高裁に提訴していたことがわかりました。
今年3月の伊賀市議会議員選挙では、北山太加視さん(65)が最下位で当選しましたが、3票差で落選した福村教親さん(59)が選挙結果について異議を申し立てていました。
その後、県選管が2人の無効票を審査した結果得票数が並んだため、7月末に北山さんの当選を取り消し、当選者をくじ引きで決めるとしていました。
しかし福村さんは、県選管の決定に不服があるとして、8月17日に名古屋高裁に訴えを起こしたことを19日に明らかにしました。
県選管は「名古屋高裁からまだ連絡が来ていない、内容を見た上で対応を検討したい」とコメントしています。