20日午前、岐阜県岐阜市のコンビニエンスストアに、「本部」を名乗る女からウソの電話があり、電子マネーカードおよそ500万円分が騙し取られました。

 警察によりますと、20日午前0時ごろ、岐阜市のコンビニエンスストアに、コンビニの本部を名乗る女から「電子マネーカードに古いものがあるので交換しなければならない。スキャンして会計済みにしてください」とウソの電話がありました。

 男性店員(26)は店にある電子マネーカード101枚を、およそ3時間かけて1枚ずつ機械に読み込み、カードを使う際に必要な16桁の番号を電話で伝えました。

 電子マネーカードは1枚5万円で、だまし取られた情報はあわせて505万円分にのぼります。

 電子マネーカードの番号は、本来スクラッチの部分を削らないとみることができませんが、カードをスキャンすると情報が見える仕組みになっていて、警察は注意を呼び掛けています。