緊急事態宣言下で外出の自粛が求められる中、大道芸を行うクラウンが愛知県豊田市のマンションの駐車場でパフォーマンスをしました。

 8月28日、赤い鼻に奇抜な衣装で現れたクラウンたち。場所は愛知県豊田市の高層マンションの前の駐車場です。

 名古屋市に拠点を置くクラウンチーム「プレジャーB」が企画した、その名も「NO密パフォーマンス」。

 もともと幼稚園や小学校のほか、ホスピタルクラウンとして病院に訪問していたクラウンたち。

 しかし、コロナ禍でイベントは自粛。病院にも立ち入れず、活動は9割も減りました。

 そこで、新たな表現の舞台として選んだのがこの場所。

プレジャーBのメンバー:
「状況に合わせて、できることを最大限にやっていきたいと思います。僕たちもパフォーマンスできることがとてもありがたくて、今オンラインでパフォーマンスもしていますが、リアルにお客様がいることというのはとても嬉しいので」

 3人のクラウンたちの華麗な技に、子どもたちも大喜び。一体感も生まれました。

マンションの住人:
「本当に楽しくて、最後までしっかり見ることができて楽しかったです。距離があっても楽しめるので、特に問題ないかなと思います」
「最後の肩車してジャグリングしたのが凄かったです」
「子どもたちも楽しんでてよかったです。上の階にも伝わるようなパフォーマンスを考えてくれて良かったです」

プレジャーBのメンバー:
「めちゃくちゃ楽しかったです。子どもたちも大人も一緒になって空間を作ることが出来たことが、すごく意味のあることだと思います。僕たちにできることはクラウンしかないので、クラウンでできることをこの状況の中ですけど、精一杯頑張って行きたいと思います」