大きい物で横幅120cm程…“ご神体の岩”が崩れ高さ約30m下の神社に落下か 世界遺産『花の窟』
三重県熊野市の世界遺産「花の窟」で8日、ご神体の岩が崩れ、ふもとの神社に落下しているのが見つかりました。
熊野市教育委員会によりますと8日午前6時半ごろ、「花の窟神社」を訪れた清掃員が、石で作られた拝殿の柵の上に大きな岩が落下しているのを見つけました。
落下した岩は、大きいもので横幅が1メートル20センチほどで、ご神体の岩には一部が欠けたようなくぼみがあり、高さおよそ30メートルから落下したとみられています。けが人はありませんでした。
花の窟神社には、日本神話の「イザナミノミコト」が産んだ7つの神がまつられていて、神社は安全対策として周辺に柵を設置し、ご神体から離れて参拝するよう呼びかけています。
※画像は熊野市教育委員会提供