
愛知県の大村知事へのリコール運動をめぐる署名偽造事件で、24日に開かれた初公判で、リコール団体の事務局長が認否を留保したことについて、運動に加わった河村たかし名古屋市長は不満を述べました。
河村名古屋市長:
「何にも喋らんわけでしょう。罪状認否も訳分からんし。とにかく全部喋ってもらいたいわね。何でこんな偽造やったんだと」
起訴状によりますと、リコール団体の事務局長田中孝博被告(60)は去年10月下旬、佐賀市でアルバイトを動員し有権者71人分の署名を偽造した罪に問われています。
初公判で、田中被告は起訴内容について「弁護士のほうから説明させていただきます」として認否を留保しました。