東海地方を襲った伊勢湾台風から26日で62年を迎え、名古屋の平和公園で慰霊祭が開かれました。

 慰霊祭には、名古屋市の中田英雄副市長ら職員およそ20人が出席し、黙とうを捧げた後、慰霊碑に花を手向けて犠牲者を追悼しました。

 62年前の9月26日、東海地方を襲った伊勢湾台風では、死者と行方不明者があわせて5098人にのぼり、名古屋市では1851人が犠牲となりました。

 中田副市長は「参列した職員は、伊勢湾台風の後に生まれているが、この事を忘れないで今後の災害に備えたい」と話していました。