「重い基礎疾患」で入手の接種券と年齢別の両方使う…30代男性がワクチン“4回接種” システム入力時発覚
名古屋市は、市内に住む30代の男性に新型コロナワクチンをあわせて4回接種したと発表しました。
名古屋市によりますと、30代の男性は重い基礎疾患があるとして接種券が早く送られるよう申し込み、今年7月と8月に市内の大規模会場でファイザー製のワクチンを2回接種しました。
その後、年齢別に送られてきた接種券を使い、別の集団接種会場で9月、3、4回目となるファイザー製のワクチンを接種したということです。
男性が9月の接種の際に「1、2回目の接種」と話したことから現場のスタッフが気付かず、ワクチン接種の記録をシステムに入力する段階で、すでに接種していたことが発覚しました。
男性の健康状態に問題はないということで、市は「受付の際に接種回数の確認を徹底するように周知する」としています。