引退発表当日もブルペンへ…中日一筋20年・山井大介「ドラゴンズの一員である限り最後の最後まで気を抜かずに」
2007年日本シリーズで8回まで打者を1人も出さず、岩瀬へと継投した完全リレーでの日本一達成。2013年6月にはDeNA戦でノーヒットノーラン。2014年の最多勝と最高勝率のタイトルなど、中日一筋20年で記録も記憶も残した山井大介(43)が引退を発表した。
この日は、ナゴヤ球場でダッシュやキャッチボールで汗を流し、その後ブルペンへ。スライダー、カーブ、フォークなど26球を投げ込んだ。
「ドラゴンズのユニフォームを着てプレーするのは限られた時間となりますが、ドラゴンズの一員でいる限り、最後の最後まで気を抜かずにみんなと頑張りたいと思います」
真摯に野球に取り組んできた男は、引退を決めても最後の最後まで同じ姿勢で野球に向き合うつもりだ。