行動制限緩和に向けた「ワクチン・検査パッケージ」の実証実験について、愛知県の大村知事は名古屋市内の会場での音楽コンサートで、今年12月に実施することを明らかにしました。

 イベントの収容人数の制限などを緩和する「ワクチン・検査パッケージ」の実証実験をめぐり、愛知県は政府に対し、ライブハウスや屋内の大規模会場など規模の異なる3パターンの音楽コンサートで実施を提案していました。

 県によりますと、8日に国が開いた審査会の結果、今年12月に名古屋市内の屋内会場で開催されるコンサートでの実施が決まったということです。

 対象のコンサートでは、観客にワクチンの2回接種かPCR検査での陰性証明を求め、観客数はこれまでの上限50%から制限なしとして、複数回の公演で延べ3万2000人を動員する予定です。

 アーティストは今後公表されるということです。