NBAプレーヤー八村塁選手を擁し、44年ぶりの五輪出場を果たした男子バスケ日本代表『アカツキファイブ』。Bリーグ・シーホース三河のシェーファーアヴィ幸樹選手もその一人です。

シェーファー選手:
「彼ら(八村らNBA選手)とプレーしたこともそうですし、彼らのレベルの相手とプレーしたというのもあるので。自分の中でのスタンダードは上がりました」

 オリンピックを経験し、一回り“スタンダード”が上がったシェーファー選手。バスケットボールを始めてまだ7年の23歳です。

 昨シーズン三河に移籍すると、全試合でスターターに名を連ねるなどの活躍を見せました。

 今年こそ、悲願のBリーグ制覇を目指す三河。そのためには、超えなければならない試練があります。昨シーズンのMVPでチームの絶対的エース、金丸選手が島根に移籍。

シェーファー選手:
「金丸選手は3ポイントが『何でそれが決められちゃうの』っていう感じで、ファンから見ても面白かったと思うんですけど、今年はまた違った意味で、すごく速い展開のバスケだったり、今までのシーホース三河とは違うような面白さのバスケをできるかなと思う」

 チームを四半世紀率いてきた鈴木ヘッドコーチも、新生シーホースに手ごたえを感じています。

鈴木HC:
「このくらいワクワクしたのは本当に久々で。ここ4,5年くらいで一番強くなれるんじゃないかな」

 そして幕開けした6年目のBリーグ。大阪との開幕節を1勝1敗で終えた三河は、9日からホーム開幕節で、4年連続の地区王者・琉球ゴールデンキングスを迎え撃ちます。

シェーファー選手:
「そろそろ琉球を止めないといけないと思うので。それを止めるべく、まずこの2試合が大事になってくるので」

 そして、王者・琉球を倒した先に見据えるのは…。

シェーファー選手:
「もちろん優勝ですね」