ドリル等で実際に建物壊して実施…解体予定の市役所旧庁舎を活用し消防が救助訓練 地震で建物倒壊した想定
岐阜県各務原市で、解体する予定の市役所の旧庁舎を使い消防の救助訓練が行われました。
各務原市役所の旧庁舎で行われた訓練は、地震で建物が倒壊し人が閉じ込められた想定で、消防隊員はドリルやカッターを使い、実際に壁や扉を壊しながら救助活動を進めていました。
この訓練は、市役所の新庁舎が完成し解体されることになった旧庁舎を活用したもので、各務原市消防本部が実際に建物を壊して訓練をするのは初めてだということです。
訓練は10月15日まで行われる予定で、各務原市消防本部は「消防技術や救助活動の向上につなげたい」としています。