中日ドラゴンズは12日、OBの立浪和義さんに来季の監督就任を要請しました。立浪さんは12日午後4時半ごろ取材に応じ、「強いチーム」と「1人でも多く方に球場に行きたいと思ってもらえるようなチーム」を作りたいと話しました。

立浪さん:
「ようやく来たかなという感じですね。引退して長くなるんですけども、やっぱりそこを目標にはやってましたし。もちろん今、ドラゴンズはシーズンまだ残り試合ありますし、私の事であんまり色々ザワザワしてもいけないので。ただ自分の中では何も断る理由もないですし、もちろん前向きにこれから考えていきたいなと思っています。

 ここちょっと低迷してる時期が長いんですけども、やはり強いドラゴンズを皆さん期待していると思いますし、活気もないといけないと思いますし。とにかく、ようやく今日話をいただいた段階ですから、これからしっかりその対策は練っていかないといけないと思うんですけども。とにかく強いチームを作るということと、1人でも多くの方に球場に行きたいなと思ってもらえるようなチームを必ず作りたいと思います。

 今年例を挙げて言えば、防御率はすごく良くて、ただ試合の中でもう1点取れていれば、もう1点防いでいれば、そこの数試合だけで大きく順位も成績も違ってきていると思うので。そういう1点に打つ方でも守る方でもこだわったような、そういうチームを作っていかないといけないかなと思います。

 やはり強くなるためにはしっかり練習しないといけないと思いますし、もっと意識を変えないといけない部分もたくさんあると思いますから。本当に正式に決まった時にね、そういったことはしっかりと皆さんに、選手にもファンの皆さんにも、自分のやる方針を伝えていきたいと思いますので、もうしばらくお待ちください。

 必ず皆さんがまた期待できるような、そういうチーム作りを必ずしていきますので、それだけは約束して、今日の所はそういう挨拶にさせてもらいたいなと思います」