“くるみアレルギー”の男の子 給食食べて息苦しさ等の症状で救急搬送「くるみの味噌」使った料理を配膳
岐阜県岐阜市の小学校で給食を食べた児童がアレルギー症状を起こし、救急搬送されていたことがわかりました。
19日午後1時前、岐阜市の小学校で「くるみ」アレルギーのある3年生の男子児童が給食を食べたあと、のどの痛みや息苦しさなどの症状を起こしました。
その後、担任がアレルギーの応急処置の注射「エピペン」を打った後に救急搬送されましたが、命に別条はないということです。
19日の給食には「くるみの味噌」がかかった小松菜の和え物があり、男子児童にはくるみを除いたものが配膳されていました。
しかし、担任の教師が指示を誤り、くるみの味噌がかかった「タラのからあげ」がクラス全員に配膳され、男子児童も口にしてしまったということです。
岐阜市教委は、給食の献立のイラストが紛らわしかったのが間違いの原因とし、今後は教師2人で確認し、配膳のミスを防ぎたいとしています。