小学校の修学旅行で“食中毒”…ホテルで夕食食べた児童67人が下痢等「ウエルシュ菌」検出 厨房を営業禁止
三重県鳥羽市のホテルで夕食を食べた修学旅行生67人に食中毒の症状が確認され、県は調理をしたホテルの厨房を営業禁止処分としました。
三重県によりますと22日、鳥羽市のホテル「マリテーム海幸園」で、小学校の修学旅行で宿泊していた教師や児童90人のうち児童67人に、腹痛や下痢などの症状が出ました。
保健所が調べたところ、児童らはいずれもホテルで21日の夕食に出された刺身やフルーツなどを食べていて、児童の便を調べたところ食中毒菌の一種「ウエルシュ菌」が検出されたということです。
児童らはいずれも症状は軽く、病院には行かなかったということで、翌日には鳥羽市内を観光したということです。
県は調理が行われたこのホテルの団体客用の厨房を28日から営業禁止処分とし、消毒などをするよう指導しています。