トヨタ自動車が、新型の電気自動車を2022年半ばから世界各地で発売すると発表しました。

 29日発表された「bZ4X」はSUVタイプの電気自動車で、2025年までに7車種の展開を目指す「bZシリーズ」の第1弾です。

 電気自動車は航続距離と電池の耐久性が課題となっていますが、bZ4Xが1度の充電で走れる距離はおよそ500キロで、電池の容量は10年後でも90パーセントを維持できるということです。

 トヨタはこれまで「プリウス」などのハイブリッドカーを得意としてきましたが、カーボンニュートラルの取り組みが加速する中、電気自動車のラインナップにも力を入れるということです。

 bZ4Xは来年中ごろから、日本や中国のほかアメリカなど世界各地で発売される予定です。

※動画と画像はトヨタ自動車提供