グランパスは30日、ルヴァンカップの決勝を迎えます。古巣・セレッソ大阪との対戦に、柿谷曜一朗選手は誰よりも強い思いで挑みます。

 1992年から始まり今年で29回目となるYBCルヴァンカップ。名古屋グランパスは、9度目の挑戦でついに決勝進出を果たしました。

 国内3大カップで、唯一手にしていないルヴァンカップのタイトル獲得へ、柿谷曜一朗選手が導きます。

柿谷選手:
「僕のサッカー人生においても思い出に残る試合になると思うので、すごい楽しみたい」

 決勝戦の相手は、4年ぶり2度目の優勝を狙うセレッソ大阪。柿谷選手にとって古巣セレッソは、サッカーを始めた4歳から在籍し、16歳でプロ契約を結び、ジーニアス(天才)と呼ばれるまで成長させてくれたクラブ。だからこそ、誰よりも強い思いでこの決勝に挑みます。

柿谷選手:
「セレッソというのは自分が作り上げるもの、自分がこのクラブを大きくするという思いが強かったし。だからといって僕たちの前で喜ばすことは絶対にさせません」

 この戦いは、グランパスの新たな歴史を作るための特別な一戦。柿谷選手のゴールでルヴァンカップ初制覇を…。

柿谷選手:
「僕は埼玉スタジアムで、名古屋グランパスのファミリーのみんなとカップを掲げたい。それしか今は考えていません」