新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策をめぐり、公明党は週明け8日に政府に対し、18歳以下の子どもに現金10万円を一律給付するなどの支援策を申し入れる予定です。

 名古屋の街で意見を聞きました。

30代主婦:
「子供は11歳と8歳と1歳です。やっぱり貯金にまわしてしまって、一番不安なのは今後ですよね」

別の30代主婦:
「ちょうど七五三で上も下も7歳3歳になるので、写真館に行ったりとかお祝いをしようかなと思っていたので、そういうことに使ったりするかもしれないです」

また別の30歳主婦:
「旦那の収入もコロナ前と比べると若干減ったこともあって、来年から幼稚園に入れたいなと思っているので、そういう面では支給されると助かるなと思います」

 年配の世代からはこんな声も…。

60代男性:
「僕は全員(支給)のほうがいいと思いますけどね。前回支給された時に、皆さんすごく気持ちが華やいだように私は感じたので、自分も含めてね」

80歳男性:
「みんな困っているのを聞くと子供を持っている親だよね、いろいろ大変ということで。今の時代の背景をみるといいんじゃないのかなと」

 現役の高校生は…。

高校3年生:
「めちゃめちゃ嬉しいです。前回の給付金の時は全てお母さんに持っていかれたので、今回もたぶんお母さんにいくと思います」

別の高校3年生:
「私は本が好きで本って結構お金がかかっちゃうので、買いたいですね」

また別の高校3年生:
「今ちょうど就職を控えていて用意するものがたくさんあるので、そこに使えたらなと」

 支援策ではさらに、マイナンバーカードを保有する全国民を対象に3万円相当のポイント付与も検討していますが、政府関係者によると「マイナポイントでの給付は市町村の窓口など実務が追いつかない」と否定的な見方も出ています。

 こうした支援策について、公明党は週明け8日に政府に申し入れる予定で、今後、給付の額や対象を巡り政府・与党内の調整が本格化する見通しです。