全国で相次ぐ電車内での無差別刺傷事件を受け、警察・消防・名鉄が合同で訓練に臨みました。

 愛知県の名鉄岩倉駅で実施された訓練は、「路上で刃物を持った男を目撃した」という通報の後、その男が駅のホームに現れたという想定で行われました。

 刃物を振りかざして襲いかかる男…。4人の警察官が盾などを使って男を制圧するまでの一連の手順を確認しました。

 また並行して名鉄の職員が利用客の避難を誘導し、ケガをした人には救急隊が対応するなど、警察・消防・鉄道会社の連携についても確認していました。

愛知県警江南署の警部:
「8月以来、全国で類似の事案が発生しておりますので、万が一発生した際には安全に皆さんを避難誘導できるようにしていきたいと思っています」