場外馬券場整備で難色の声も…同朋大が名古屋競馬場跡地への移転取り止め 中電に事業者G離脱の意向伝える
同朋大学が、名古屋市港区への移転計画を取りやめる方針を固めたことが分かりました。
同朋大学は、2026年のアジア競技大会で選手村となる名古屋市港区の名古屋競馬場の跡地について今年6月、中部電力などとともに大会後の開発などを行う事業者に選ばれていました。
同朋大学は跡地への移転を検討していましたが関係者によりますと、29日までに事業者の代表である中部電力に対し、移転を取りやめて事業者グループから離脱する意向を伝えたということです。
県が敷地内に整備を進める場外馬券場に対し、「ギャンブル施設の隣に教育施設ができてよいのか」などと難色を示す声があがっていることから、移転取り止めを決めたとみられています。
同朋大学の離脱で中部電力などは今後、開発計画の見直しを迫られることになります。
※画像は中部電力提供