名古屋市のプレミアム商品券では今年度も紙の商品券を発行しましたが、来年度は電子商品券を加え合わせて168万口発行します。

 1口1万円で1万3000円分の買い物ができます。今年度発行された商品券は1口1万円で1万2000円分だったので、1口当たりのメリットは1000円分増えています。

 一方で、買える上限は市議会の議論を経て7口から5口に引き下げられました。メリットは最大2万1000円だったのが、最大1万5000円に減ることになります。

 希望者が上限いっぱい購入すると仮定すると、7口だと買えるのは24万人でしたが、5口だと33万6000人買うことができます。

 購入できるのは名古屋市民のみで、使えるのも市内の店舗に限られます。また電子と紙の発行割合も、当初は5対5とされていましたが、スマホに不慣れな人への配慮で電子4・紙6と紙の割合が高まりました。

 名古屋市は来年6月頃から商品券を使えるようにしたいとしています。