名古屋市に本店を置く愛知銀行と中京銀行が経営統合し、2024年の合併を目指します。

愛知銀行の伊藤頭取:
「本日開催いたしましたそれぞれの取締会におきまして、持ち株会社設立による経営統合に向け協議・検討を進めていくことについて決議し、基本合意いたしました」

 愛知銀行と中京銀行は10日午後に会見を開き、経営統合の正式契約を結び、来年10月に共同持ち株会社を設立することを明らかにしました。

 持ち株会社の本社は愛知銀行の本店に置き、社長には愛知銀行の伊藤行記頭取が就任する予定です。

 経営統合は、事業の効率化などにより経営基盤を強化する狙いがあり、統合により預金残高の合計は5兆円規模となり、名古屋銀行を抜いて愛知県内で最大の地銀グループになります。

 当面はそれぞれ現在の銀行名で営業しますが、2024年の合併を目指すということです。