愛知県常滑市にある中部国際空港の新しい滑走路の建設候補地で、来年2月にも埋め立て工事が始まることがわかりました。

 国土交通省によりますと、空港島の西側では今年9月から安全ブイを設置するなどの準備工事が進んでいて、来年2月にも埋め立ての護岸工事に着手するということです。

 15年かけて名古屋港の浚渫工事で出た土砂を埋め立てます。

 愛知県は現在の滑走路の東側と、今後埋め立てる西側にそれぞれ新たに滑走路を建設したうえで、現在の滑走路を廃止する方針を示していて、実現すると発着能力はおよそ1.5倍になるということです。