
岐阜県では5日、新たに40人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
感染がわかったのは、岐阜市や多治見市などに住む10歳未満から100歳以上の40人です。1日あたりの新規感染者数が40人以上となったのは、緊急事態宣言最終日だった、去年9月30日以来97日ぶりです。
新たなクラスターも2つ確認され、多治見市の特別養護老人ホームでは職員3人と入所者17人、職員の家族2人の合わせて22人の感染がわかりました。
このクラスターは変異株の検査の結果、デルタ株の可能性が高いとみられています。施設の関連では133人の検査を終え、陽性がわかった職員と入所者20人は、全員ワクチンを2回接種しているということです。
また関市では4つの家族10人が飲食店で会食をし、そのうち7人が感染するクラスターとなりました。家族の友人にも感染が広がり、クラスターは8人となっています。
このクラスターは変異株の検査の結果、デルタ株ではないことがわかっていて、オミクロン株の可能性があるということです。
県内の病床使用率は2.4%、重症者は0人です。