愛知県瀬戸市出身の藤井聡太四冠が、最年少での五冠達成に向けて挑む王将戦第1局の2日目が10日朝始まりました。

 快晴に恵まれた静岡県の掛川城。藤井聡太四冠は開始およそ15分前に対局室に入りました。

 名人・棋王・王将の3つのタイトルをもつ渡辺明三冠との王将戦第一局。形勢が互角のまま迎えた2日目は、午前9時に藤井四冠が封じた手が開かれ、対局が再開しました。

 1日目の9日はにらみ合いが続き、スローペースで進んだ対局。このあと激しいぶつかり合いになるとみられ、10日夜までに決着する見通しです。