愛知県は新型コロナワクチンの3回目接種について、医療従事者の同居家族の接種間隔を「2回目から6カ月」に前倒しする考えを明らかにしました。

 大村知事は午前の会見で、これまで2回目から8カ月としていた3回目接種までの間隔について、医療従事者の同居家族は2カ月前倒しとなる「6カ月」とする方針を示しました。

 オミクロン株の感染が急拡大する中、医療従事者が家族から感染することや、濃厚接触者となることを防ぎたい考えで、市町村からの接種券が届いていなくても接種を認めるということです。

 大村知事は「医療体制が組めなくなる事態はどうしても避けなければならない」と話し、対象者の接種を急ぎたいとしています。