新型コロナの感染拡大で、JR東海が「臨時ダイヤ」を想定していることを明らかにしました。

金子社長:
「感染が急激に拡大をすると、そういうこと(通常ダイヤ)が実現できないことになるかもしれません。そういう事態になれば、早めに運行の計画を明らかにして」

 JR東海の金子慎社長は19日の会見で、乗務員に新型コロナの感染が拡大し人員が不足した場合に備え、列車の本数を減らすなどの「臨時ダイヤ」での運行を想定していることを明らかにしました。

 金子社長は「通勤・通学の列車を重点的に確保しなければならない」として、臨時ダイヤとなった場合、まず特急列車を間引きする方針を示しました。

 台風などでの計画運休とは異なり、「臨時ダイヤ」はその日ごとに作成するということで、JR東海は「その場合は、できる限り早く知らせたい」としています。