
新型コロナ第6波の到来で、感染者が急増し生活に様々な制限がかかる中、感染対策の業者には依頼が殺到しています。
名古屋にある中華料理店。店内で噴霧しているのはウイルスの活動を抑える効果がある薬剤です。名古屋の会社が手掛ける抗ウイルスコーティング。
ザ・ヴィンテージハウスの社長:
「年が明けてからこういう状況(感染拡大)になっておりますので、問い合わせが非常に多いですね」
店内全体を薬剤でコーティングしますが、人が直接触れることの多いドアノブやレジなどは、人の手で特に念入りに作業します。
この会社が抗ウイルスコーティングの業務を始めたのは2020年12月。これまでにJリーグのチームのホームスタジアムや京都の清水寺など、観光地や公共施設など全国で3000件以上に抗ウイルスコーティングを手掛けてきました。
しかし、感染拡大が急激に広がる第6波の到来以降は、不特定多数が密になりやすい飲食店などからの依頼が急増。週末には1日30件ほどの依頼があるということです。
新香港のマネージャー:
「お客さまに安心してご利用していただくのはもちろんなんですけれども、働いているスタッフも安心して働けるのも一番かなと思います」