北京冬季オリンピックで、「スノーボードクロス」は日本勢として16年ぶりの出場となります。

 雪上の格闘技とも呼ばれ、4人から6人で一斉にスタートし、接触、転倒など迫力ある競技です。このスノーボードクロスに出場する高原宜希選手。中京大学を卒業後、現在、敷島製パンに所属しています。

高原選手:
「中京大学で愛知県に行くようになって、豊田の方に住んでいたんですけど、福井県に似たようなところがあって好きでした」

 福井県出身の高原選手は、幼い頃から地元のスキー場でスノーボードに慣れ親しんできました。そんなスノーボードクロスの魅力とは…。

高原選手:
「スノーボードクロスはまだマイナーな競技で、自分がやっていても、見ていても面白い競技」

 ウェーブや、大きなバンク、キッカーと言われるジャンプ台などの障害物がある中で激しいレースが展開されるのがスノーボードクロスの魅力。

 実は高原選手、中京大学の同級生でスキーモーグル代表の堀島行真選手と仲がいいそうで…。

高原選手:
「ワールドカップとかが終わると、お互いに連絡し合ったりだとか、今の状況を共有していて、彼から学ばせて頂いていることがかなりあります」

 そんな高原選手、得意なのは…。

高原選手:
「スタートセクションが強みで、スタートで前に出て先行逃げ切りが僕の強みだと思います」

 合宿ではオリンピック本番を想定したコースでスタートの練習を繰り返し行っていました。北京オリンピックへの想いは…。

高原選手:
「子供の頃からオリンピックという舞台に憧れていて、その舞台でメダルに挑戦できることをうれしく思います」