名古屋市では2月1日、新たに2787人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの2787人で、1月29日の2772人を上回り、過去最多の人数です。

 新規感染者2787人のうち、軽症が2646人とおよそ95%で、重症が1人、中等症が43人、無症状が97人です。

 年代別にみると、10歳未満が368人、10代が359人、20代が479人、30代が446人、40代が399人などとなっています。

 2月1日は新たに12か所の保育施設が臨時休園となり、これで市内あわせて125か所の保育施設が休園し、およそ1万1600人の子供に影響が出ているということです。

 また、市内の病院で院内感染が広がりクラスターとなっていて、入院患者や職員などこれまでに少なくとも205人の感染がわかっているということで、市が検査を進めています。

 1月31日時点の入院者数は483人で、このうちコロナ病床に入院しているのは321人、病床使用率はおよそ75%です。

 入院患者のうち重症は7人、中等症は124人、軽症は352人となっています。自宅療養者は、1万3741人となりました。

 2月1日は名古屋市で4人が亡くなったことも発表されています。4人はいずれも入院していた高齢者で、名古屋市での死者は累計で485人となりました。