愛知県は、感染拡大でひっ迫する保健所の業務をさらに縮小し、自宅療養中の感染者への健康観察を「原則1回」にすると発表しました。

 愛知県内の保健所ではこれまで、原則10日間毎日行っていた自宅療養者への健康観察を、1月26日以降重症化リスクが高い人を除き、発症から3回に減らしていました。

 感染の拡大に伴い保健所の業務がひっ迫することを受けた措置でしたが、3日からさらに縮小し、療養初日の「1回のみ」にするということです。

 容体が悪化した場合は、患者自らが保健所に連絡することになりますが、重症化リスクの高い高齢者などへの健康観察は引き続き毎日行うとしています。

 愛知県内の自宅療養者数は、2日時点で過去最多の3万2935人となっています。