春に被害が増加…痴漢や盗撮の防止呼びかけるポスター 愛知・岐阜の両県警が専門学生らと共同制作
愛知県警と岐阜県警が、痴漢や盗撮の防止を呼び掛けるポスターを、学生らと共同制作しました。
ポスターを制作したのは、専門学校「HAL名古屋」でデザインなどを学ぶ学生で、33作品の中から3作品が駅などに掲示するポスターに選ばれました。
ポスターの一面に「痴漢」や「盗撮」の文字を立体的にデザインした作品を制作した女子学生(25)は、「2、3秒で意識を向けてもらうことを第一とした。痴漢や盗撮について考える人が増えるといいなと思う」と話していました。
愛知県警は、痴漢などの被害が増加する春に、毎年ポスターを制作していますが、今年は、より広く注意を呼びかけるため岐阜県警と連携し、15日から愛知と岐阜県内の駅やコンビニなどにポスターを掲示しました。
去年、愛知県警鉄道警察隊に寄せられた、駅や列車内などでの痴漢や盗撮被害の相談305件のうち、およそ4割が愛知と岐阜をまたぐ路線だったということです。