愛知県では16日、新たに6591人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 新規感染者数としては過去3番目に多く、名古屋市が2066人、岡崎市が423人、春日井市が371人、豊田市が259人、東海市が206人、豊橋市が198人、豊川市が177人、西尾市が169人、小牧市が164人、あま市が152人、安城市が151人、刈谷市が132人、稲沢市が115人、一宮市が110人、津島市が108人、江南市が104人などとなっています。

 16日は入院していた豊川市の70代の男性など、13人が亡くなったことも発表されました。

 15日には過去最多となる28人が亡くなったと発表されましたが、県はほとんどが高齢者で、いずれの患者も「コロナで肺炎症状を起こし亡くなったわけではない」としています。

 15日時点で高齢者施設・障害者施設のクラスターは県内に24あり、県は施設への巡回接種に補助金を出すなどして、高齢者らへの3回目接種の促進を呼びかけています。

 3月からは5歳から11歳の子供へのワクチン接種も医療機関や県の大規模会場などで始まります。

 県は、接種を実施する医療機関に1回あたり1000円の補助金を出すほか、県内11の医療機関に専用の窓口を設けて、接種や副反応についての相談に対応していく予定です。