愛知県では17日、新たに6385人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 内訳は名古屋市が1925人、一宮市が406人、岡崎市が349人、豊橋市が319人、豊田市が303人、春日井市が236人、小牧市が182人、豊川市が167人、安城市が153人、西尾市が138人、東海市が118人、刈谷市が116人、半田市が107人、稲沢市が105人、大府市が104人などとなっています。

 17日は、入院していた小牧市の80代の女性や豊川市の90代の女性など、24人が亡くなったことも発表されました。

 県によりますと、2月1日から16日までに亡くなった患者186人のうち、9割以上の174人が70歳以上の高齢者だということです。

 174人の内訳は80代が88人で最も多く、次いで90代が51人、70代が29人、100歳以上は6人です。

 愛知県では16日時点で、高齢者施設や障害者施設のクラスターが24件発生しています。

 県は16日、ワクチンの3回目接種の状況について県内におよそ2600か所ある高齢者入所施設を対象に調査し、2350か所の施設から回答を得ました。調査の結果では、16日時点で「接種済み」と回答したのが1199施設、「2月末までに接種終了予定」は615施設で、合わせて8割ほどの施設が2月末までに3回目接種を完了する見込みだということです。

 残りのおよそ2割の施設は、2月末までに接種を完了する見込みが立っていません。

 県は17日付で市町村に通知を出し、接種の予定が立っていない施設などと医療機関とのマッチングを進めるよう求めています。