トヨタ自動車は仕入れ先でシステム障害があり、3月1日に国内全ての工場の稼働を停止すると発表しました。サイバー攻撃の可能性もあるということです。

 システム障害があったのはトヨタ自動車に部品を供給している「小島プレス工業」で、26日夜に部品供給のデータを管理するサーバーに外部からアクセスがあり、システムを停止したということです。

 このトラブルを受けトヨタ自動車は3月1日、国内に14ある全ての工場を停止すると発表しました。

 工場停止の影響は1日あたり1万3000台に上るということで、2日以降稼働できるかについて、トヨタ自動車は「状況を精査中」としています。

 外部からのアクセスはサイバー攻撃の可能性があり、小島プレス工業は「いち早く状況を確認したい」としています。