110番通報からの対応をより早く的確にしようと、現場の様子をリアルタイムで確認できる全国初のシステムが、愛知県警に導入されました。

 新たに導入されたのは、愛知県警が独自に開発した新システム「PIII・PSW連携映像システム」です。

 警察官に装着したカメラから、重大事件の現場の様子をリアルタイムで通信指令室などで確認でき、より迅速な状況の把握や的確な現場の指揮などに役立てられます。

 また、このほかに110番通報を受けた際、これまでは現場を地図で確認していましたが、ネット上の写真などと連動させることで、目印などから正確な場所を把握できるシステムも導入されました。

 去年の愛知県警への110番通報はおよそ58万件で、新システムは3月から運用されています。