3月中旬の春闘の集中回答日を前に、4日、連合愛知が名古屋で総決起集会を開き、賃上げや労働環境の是正などを求めました。

 名古屋市熱田区の会場には大型モニターが設置され、組合員など3600人以上がリモートで参加しました。

 冒頭のあいさつで連合愛知の可知洋二会長は「経済は回復局面で業績の改善度合いは鮮明。賃上げの流れを継続し経済成長に繋げなければならない」と、要求の達成に向けて団結を呼びかけました。

 今年の春闘では、トヨタ自動車の労働組合が昨年を0.9か月分上回る6.9か月分のボーナスを要求していて、会社側は最初の協議の段階から満額回答の意思を示しています。