高齢者による交通事故を減らすため、自動ブレーキやドライブシミュレータなどを体験できるイベントが7日、名古屋市中区の自動車販売店で開かれました。

 名古屋市中区の「愛知ダイハツ」で開かれたイベントには、運転免許を持つ高齢者およそ25人が参加。

 ドライブシミュレータの体験では、子どもの飛び出しなど道路上での危険について改めて理解を深めていました。

参加した高齢者:
「高齢者になればなるほど自分の反応も遅くなりますから、私は当然だと思います。自分は上手いんだと思ってるかもわからないけど、視界も狭くなるし」

 愛知県警中署の星野厚志署長(60)は「体験を通じ、まずは加齢を認識したうえで、安全運転の意識を高めてもらいたい」と話していました。