ロシアによる侵攻を受けたウクライナを支援するため、8日夜、愛知県の航空自衛隊小牧基地から防弾チョッキなどの物資を積んだ輸送機が出発しました。

(リポート)
「午後9時半の航空自衛隊小牧基地です。ウクライナへの支援物資が輸送機に積み込まれています」

 日本政府は8日、NSC=国家安全保障会議を開き、ロシアによる侵攻を受けたウクライナに対し、防弾チョッキやヘルメット、防寒服など支援物資を提供することを正式に決めました。

 これを受け、愛知県の航空自衛隊小牧基地では、支援物資がKC-767輸送機に積み込まれ、8日午後11時ごろに出発しました。

 政府関係者によりますと、支援物資はウクライナの隣国、ポーランドに運ばれる予定で、自衛隊が防弾チョッキを他国に提供するのは異例ということです。