愛知県では9日、新たに4638人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 内訳は名古屋市が1396人、安城市が283人、刈谷市が214人、豊田市が204人、一宮市が188人、岡崎市が157人、豊橋市が138人、碧南市が131人、高浜市が126人、西尾市が118人、春日井市が112人、知立市が104人などとなっています。

 9日はリウマチの基礎疾患があった西尾市の70代の男性や間質性肺炎の基礎疾患があった稲沢市の90代の男性など、21人が亡くなったことも発表されました。

 また愛知県では、大規模接種会場を6か所設けて3回目のワクチン接種を進めていますが、接種翌日の副反応への懸念からか日曜日から木曜日は予約が低調だということです。

 3月8日の火曜日は予約枠に対して接種者数の割合が、名古屋空港ターミナルビルで47.9%、東三河総合庁舎では26.0%にとどまっています。

 こうした状況を踏まえて大村知事は、6か所の会場のうち名古屋空港ターミナルビルと藤田医科大学で、休日の前日である金曜、土曜、祝前日の予約枠を増やすと発表しました。

 名古屋空港会場ではこれまでの1日1000人から1300人に、藤田医大会場では1日500人から600人に、3月18・19・20日の分から枠を増やして予約を受け付けるということです。