三重県尾鷲市で、ワカメによく似た海藻「ヒロメ」の収穫が最盛期を迎えています。

 尾鷲市の大曽根浦漁港では、港から500メートルほどにある海面に張ったロープに種付けをしてヒロメを養殖していて、60センチほどに育ったヒロメを鎌で刈り取っていきました。

 ヒロメはワカメの仲間で、幅が広いことからこの名前がつけられたと言われていて、シャキシャキとした食感をしゃぶしゃぶや味噌汁などで楽しむことができます。

 ことしは肉厚で良いヒロメが育ったということで、収穫作業は3月中旬まで行われ、およそ1トンが地元の市場に出荷されます。