名古屋市瑞穂区で24日、信号無視の車に小学生がはねられた事故を受け、河村市長は28日、通学路などの信号交差点について「ラウンドアバウト」への転換を検討する考えを示しました。

河村名古屋市長:
「信号による交通安全は本当に安全なのかと。向こう(欧米)でいうと、ラウンドアバウトというやり方でやるという方法で一気に事故が減ったと」

 河村市長は28日朝の会議で、24日に名古屋市瑞穂区の信号交差点で女子児童2人が信号無視の車にはねられ死傷した事故に触れ、通学路などではラウンドアバウト=環状交差点の導入を検討する考えを示しました。

 ラウンドアバウトは欧米などで普及しているドーナツ形の交差点で、信号機はないためドライバーは徐行運転をすることになります。

 河村市長は今後、県警とも協議の場を設けたいとしています。