岐阜県高山市で4月14日から始まる春の高山祭を前に、屋台を飾り付ける「屋台やわい」の作業が始まりました。

 いたるところに麒麟の装飾が施されたきらびやかな屋台。1年ぶりにゆっくりと蔵から運び出されます。

 屋台やわいは、高山祭の屋台を飾り付けたり、補修をしたりする恒例行事で、町内の人たちが集まり、丁寧にハタキで彫刻のほこりをはらうなどして祭の準備を進めていました。

高山祭の関係者:
「(心配は)天気だけです。晴れて綺麗な屋台を皆さんに見ていただきたい」

 高山祭は、新型コロナの影響で祭りの呼び物である屋台行事などが中止されていましたが、ことしは3年ぶりに通常開催される予定です。