ウクライナ避難民に聞いた“ココが困る”…医療費や働き口から「味が薄い」「コンロの口数足りない」まで
愛知県は4月8日時点で、名古屋市や東海市、大府市などに親族や知人を頼って27人がウクライナから避難していると発表していて、12日時点では少なくとも29人が愛知に避難しています。
岐阜は12日時点で県が把握しているのが、各務原市や高山市へ避難した4家族11人。
三重は3人です。
文化の違う日本で生活するにあたって困っていることを取材すると、まずは医療費についての声が聞かれました。
ウクライナの国立病院では、薬代は自己負担ですが診察費などは無料だということで、日本で病院にかかるにも、住んでいる自治体で住民票を申請すれば保険証は手に入りますが、お金の面が心配だということです。
また「仕事を探さないといけないが、言葉が通じない中どうすればいいのか」という声もあり、一方では「シェルターでの生活と比べれば天と地だ」としたうえで、食事面に関しての話をする人もいました。
味に関して、ウクライナの料理は味が濃いため日本の食べ物は口に合わず、「塩などを足して食べている」という人もいました。
さらに「キッチンのコンロの数が少ない」という声もありました。ウクライナではボルシチなどのスープ料理をよく食べるため、調理するにもコンロの口の数が足りないということです。