愛知県に避難してきたウクライナ人たちの新たな生活が始まっています。

 21日午後、愛知県大府市の市営住宅の内覧に訪れたのは、今も激しい戦闘が続くウクライナ・ドネツク州から逃れてきた山田未織奈(19)さんです。

 大府市に住む父・山田智樹さん(49)を頼り、避難してきました。未織奈さんはウクライナ人の母親との間に日本で生まれましたが、2歳の時に母親とウクライナへ。物心ついてから来日するのは初めてで、日本語は話せません。

 今回、大府市では避難者のために、洋室もある3DKの部屋を用意しました。未織奈さんは、この市営住宅に住むことに決めました。

未織奈さん:
「部屋はきれいだと思いました。ゆっくり落ち着きたいです」

 大府市は2023年3月まで無料で部屋を貸すことにしています。