名古屋で開かれている木下大サーカスに出演する2頭のゾウが、愛知県警中署の一日署長と副署長に任命され、子供たちに防犯を呼びかけました。

 不審者に襲われる小学生。そこに現れたのは…2頭の大きなゾウです。

 ショーの前に行われたイベントでは、不審者の声掛けなどを警察官が寸劇で披露し、大きな署長と副署長に不審者がひるんだところを、駆け付けた警察官が確保しました。

 愛知県内では、去年1年間に子供への声掛けやつきまといなどがおよそ1300件起きていて、愛知県警中署の渡辺勇人署長は「子供の印象に残ることで、気をつける気持ちを持ってほしい」と話していました。