出血多量で一時“心停止”の状態に…県立工科高校の実習中に生徒が「のみ」で自身の太もも大動脈傷つける
愛知県三河地方の県立の工科高校で実習授業中に男子生徒が誤って工具の「のみ」で太ももの大動脈を傷つける大ケガをしました。
愛知県教育委員会によりますと、事故があったのは三河地方にある県立の工科高校で、6日午前11時前、木材加工の授業中に2年の男子生徒が誤ってのみで左足の太もも付近を切りました。
傷は大動脈に達し、男子生徒は出血多量で一時心停止状態となりましたが、緊急手術を受け一命を取り留めました。
事故当時男子生徒は自分に刃先を向けてのみの調整作業をしていたということです。
愛知県教育委員会は全ての県立学校に対し実習授業などで生徒の安全確保を徹底するよう指示を出すことにしています。